家全七福酒家 SEVENTH SONは(旧)福臨門酒家です。

かぜんしちふくしゅか せぶんすさん

concept

コンセプト

「福臨門」創業者 徐福全

かぜんしちふくしゅか せぶんすさん
家全七福酒家 SEVENTH SON (旧 福臨門酒家)は

(CUISINE)
 
素材への吟味を重ねることで、創業以来変わることなく広東料理の伝統に忠実な姿勢を守り通しています。私達の料理に対する信念はただ一つ、最高級の素材だけが持ちうる味を大切にするということ。過度の調味料や人工的な味で損なうことなく、いかに素材に自己表現させるかということ。伝統的な調理法により素材の味を最大限に引き出し、高めるという我々の料理への哲学は、家全七福酒家の歴代の料理人達によってずっと受け継がれています。「家全七福酒家 Seventh Son」では、うまさ、見た目、香りが三味一体で調和した広東料理の神髄を皆様にお伝えしております。また、山海の食材を厳選し、技を尽くした伝統的な広東料理を提供致します。料理を通して、当店の食に対する信念と真心が皆様に少しでも伝わりましたら幸いです。広東料理の王道を心ゆくまでお楽しみください。代表料理:フカヒレ、干し鮑、燕の巣、金鶏の揚げ物、海鮮料理など。

(CUSTOMERS)
 わが家のような空間を。古くからのお客様の中には、まだ創業者の徐が彼の家族とスタッフでお客様宅へケータリングサービスをしていた頃からご懇意の方々もいらっしゃいます。時を経て、今ではより多くのお客様に我々のお店で「家全七福酒家 Seventh Son」の味を楽しんで頂くことができるようになりました。お馴染みのお客様でも初めてのお客様でも、「家全七福酒家 Seventh Son」へご来店されたすべての方を、最高の料理とわが家の様に居心地の良い空間でお迎えすることをお約束致します。

(STAFFS)
 「家全七福酒家 Seventh Son」はこれまで多くのスタッフとともに長い歴史を重ねてきました。10代で見習いとして入店し、今は料理長を努めるまでになった者、20年、30年と長きに渡り「家全七福酒家 Seventh Son」を支え続けてくれる者もいます。長く「家全七福酒家 Seventh Son」に関わってくれる人々を、私達は、まさに家族のように感じています。一方で私達は、「家全七福酒家 Seventh Son」の将来を担ってくれる新しい力を常に門戸を開き観迎しています


本物の美味しさを、日本の皆様へ

料理イメージ

 

トップ料理長の紹介

「家全七福酒家 Seventh Son」の首席料理長の名前は徐維均。1940年代、広東料理レストラン「福臨門」チェーンの前身となる店の創業者、徐福全の7番目の息子です。またの名を「七哥」。「七番目の兄」という意味です。徐維均は14歳のときから父親のもとで修行し、食材の選び方から、包丁の使い方、調理法まで、父親直伝の技を習得しました。
 その後、徐維均は、若いながらも、鮑、魚の浮き袋、フカヒレなどの高級食材を選別するという、広東料理の厨房で非常に重要な仕事を任されるようになりました。また、彼は、父親と他の料理人達と一緒に香港屈指の美食家の邸宅に招かれ、出張料理を手伝いながら経験を積んでいきました。
 父親の徐福全が60歳で料理界からの引退を宣言。レストランの経営を幹部の料理人達に引き継がせるつもりでしたが、幹部たちは次々と福臨門を離れ、個人で独立してしまいます。そこで、当時弱冠20歳だった息子の徐維均が料理長として中華鍋をふるうことになり、経営を引き継ぎました。その若さで料理長になることは、広東料理の世界では非常に珍しいことです。
 その後、徐維均は、それでも「福臨門」に来てくれるお客様のために心血を注ぎ込みます。そして、美食家の屈書香氏から晩餐会の出張料理の依頼を受けたときが大きな転機となりました。屈書香氏は、作詞・作曲、俳優、マルチクリエーターとして香港で有名なジェームズ・ウォン(黄霑)氏の義理の兄弟にあたります。「福臨門」の料理を食べ、その味に感動した屈書香氏は、店の厨房まで自ら足を運び、料理長の徐維均とその料理人達に直接お礼を言いに来てくださいました。この思いがけない出来事で大きく勇気づけられた徐維均は、広東料理のさらなる高みを目指して、一層努力を重ねます。父親の代のお客様も次第に戻ってくるようになり、「福臨門」は香港屈指のレストランになることができました。1972年、徐維均は第一号を灣仔(ワンチャイ)の駱克道に初出店。店は順調に行き、ついで尖沙咀(チムサアチョイ)に支店がオープン。「福臨門」は、美食家たちの舌をうならせる味で香港内外に広く知られる様になります。これに自信をつけた徐維均は、海外への出店を決意。1989年、「福臨門」の日本一号店を出店し、その後、日本の各都市に展開しました。さらに中国本土の各地にも支店を展開。「シャングリ・ラホテル」と提携し、上海、北京、深圳の福田区に出店しています。
 そして、2013年、過去50年以上にわたり愛され続けた福臨門の味は、九龍と香港のレストランを離れ、徐維均と供に新たなステージを目指します。新ブランドの名は「家全七福酒家 Seventh Son Restaurant」。世界中の美食家に喜んで頂けるよう、これからも質の高い正統派の広東料理をお届け致します。